前回は河口でのアジングを紹介しました
今回は常夜灯の無いテトラポットを紹介です
真っ暗でもアジは回遊してきますし
長時間一定の場所に留まる事もあります
アジが何を目的に回遊してくるかと言えばベイトです
常夜灯の無いテトラポットでは
ベイトが溜まる場所を探すことが必要不可欠です
![](https://lightgamefishing.com/wp-content/uploads/2019/12/the-pier-907261_1280.jpg)
テトラポットでアジが居るポイントを探す方法
河口はベイトが大量に入ってくる条件が揃っているので
比較的簡単にアジを見つけることが出来ます
一方テトラポットはある程度条件が揃っている場所じゃ無いと
アジの回遊を見つける事が難しくなります
以下は私が実際に実践している探し方です
砂地と岩礁帯の入り混じった場所
ボトムの形状はアジングでも重要な要素の1つです
砂地だけでも良いですが 岩礁帯混じりだとさらに期待が出来ます
どちらもベイトが非常に多いですからね
![](https://lightgamefishing.com/wp-content/uploads/2020/01/shell-3161986_1280.jpg)
どのように砂地を探すかですが
厳寒期の海は非常に透明度が上がるので
凪の日を狙いテトラポットを歩き回るのが確実です
私は2月辺りにポイント巡りをして海底の状態を覚えに行きます
また逆説的ですが釣れたアジの胃の内容物でもある程度推測出来ます
胃の内容物が未消化の大量のゴカイなら砂地である可能性か高いです
苦手な人が見たら叫びそうなくらい入っていますから( ´Д`)…
テトラの先端と曲がり角
![](https://lightgamefishing.com/wp-content/uploads/2020/01/spot1.jpg)
堤防や漁港でもそうですが
先端や曲がり角は潮に変化が生まれる好ポイントです
これらの場所は人気スポットなので
先行者の方が居ることが多いのが難点でしょうか
空いていれば真っ先に探るべきポイントです
潮通しとアジの関係
潮通しが良い事は回遊魚にとって重要ですが
テトラポットでのアジングに関しては潮通しが良過ぎても困ります
潮の流れがぶつかって潮目や当て潮が出来るなら良いですが
横から横に流れるようならアジの居場所を探し難くなる為です
テトラの先端や曲がり角は潮目が出来やすく
テトラに潮が当たり当て潮になっている場所は
潮目と同じく周辺にベイトが溜まるので狙うべきポイントです
カケ上がりと沈みテトラの際
![](https://lightgamefishing.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_0642.jpg)
テトラポットから釣りをするなら覚えておく事が1つあります
それは沖のカケ上がりの他に魚が居着く場所があると言う事です
それが沈みテトラ際です
見逃されがちですが沖のカケ上がりに居ない場合
この沈みテトラ際に付いている事が結構あります
広く探る
どうしてもアジが見付からない時はランガンです
ひたすらテトラポットを歩きます
キャストも扇状に探る事で効率を高めます
大阪のテトラ帯は非常に長いので
2km近く歩いて探す事も極稀にあります
居るであろうポイントに居らず
何でこんな所に?と思うようなポイントに居ることも
自然相手の趣味はそんな事が時々あるからこそ飽きないのだと思います
テトラポットを攻略する
![](https://lightgamefishing.com/wp-content/uploads/2020/01/breakwater-3630109_1280.jpg)
テトラポットは危険である事を意識しましょう
苔や海藻が生えていれば滑りますし
あまりに多い荷物は転倒のリスクが大きくなります
強風や波が高い時は無理に釣りをしない事が大切です
安全に釣りをする事を心がけましょう( ˘ω˘ )
沈みテトラに注意
テトラポットの上からアジを狙う上で注意が必要なのが
沈みテトラでラインが擦れて切れると言う事です
走るからとロッドを寝かせてはダメです
基本的に立ててやり取りをしましょう
手前で潜られたら困るので私はドラグは締めぎみです
ラインは気持ち強いものを
漁港や堤防との違いが顕著に現れるのが
ボトム付近のカサゴの魚影の濃さです
テトラポットが漁礁としての役割を果たすためにとても多いです
その為ドラグが緩いと頻繁に根に潜られてしまいます
またシーバスが掛かる事も多いので
テトラポットで釣りをするなら気持ち強めのラインがおすすめです
フィッシングネットの必要性
テトラポットで釣りをする上で避けて通れないのが
抜き上げ時のポロリです( ;∀;)
良い型の魚をこれまで幾度となくポロリしてきましたが
良いフィッシングネットが見つからず未だポロリしています
少しでもポロリを減らしたい方はフィッシングネットを用意しましょう
回収は早めに
ボトムまで沈めて丹念に手前まで探ると良くあるのが根掛かり
沈みテトラ付近は非常に根掛かりしやすいので
無理をせず早めに回収する事を心がけましょう
終わりに
常夜灯が無いテトラポットでもベイトが溜まる場所を
意識して探せばアジは釣れます
もしアジが不発でもメバルやカサゴ狙いが可能です
夜間のテトラポットは釣り人の数がとても少ないので
お隣さんを気にして釣りをしなくて良いのでのびのび釣れます
釣り人口が爆発している大阪ではとても貴重です( ˘ω˘ )
しかし夜間のテトラポットは危険が隣り合わせです
安全対策を怠ると下手したら命に関わるので
安全第一を心掛けて釣りをしましょう( ˘ω˘ )
以下は常夜灯の無いテトラポットの釣果です
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