大阪湾のメバリング対策

来たる春メバルシーズンに向けて

大阪湾のメバル事情をまとめてみました

大阪湾のメバル事情

メバルは本州ならどこでも釣れるメジャーな魚ですが

北と南じゃ生態が結構違います

ここでは大阪のメバル事情について書くので

近畿圏以外の方は話半分に聞いて貰えると幸いです( ゚д゚)

大阪湾のメバルシーズンは主に2つ

大阪湾のメバルは3月後半から6月の終わりまでの春メバル

12月前半から1月の終わりまでの冬メバルに分けれます

また初夏でも長雨で水温が下がった時はメバルがよく釣れます

真夏から秋口はメバルが深場に落ちるので

最も釣りにくい季節ですし、狙っている人もほぼ居ないかと

春メバル

大阪湾の最盛期であり最も数とサイズが揃います

この時期は産卵が終わり水温が上がってきて

体力回復の為に餌を大量に取る季節である事と

大阪でのバチ抜けシーズンが4月である事が重なり

メバルが1年で最も活性の高まるシーズンです

不思議な事に冬メバルが不発の年でも

春メバルは安定して釣れる事から

冬に接岸しなくても春には接岸している事が伺えます

冬メバル

大阪湾の冬メバルはとても難解です

釣れる年は釣果情報サイトも良型のメバルで溢れますが

釣れない年はろくに釣れずに終わってしまいます

小型のメバルは釣れるのですが

極端に良型及び抱卵個体が少ない傾向があります

何が原因でメバルの接岸に波があるのかは不明ですが

個人的にはアジが好調な年はメバルが少ない気がします

メバルと水温

春メバルは13度を安定して超えた辺りから釣れ始め

15度を超えると本格的にシーズンインです

例年だと4月の頭が13度前後ですが

近年は温暖化のせいか3月後半には13度を超え

4月には15度に届く日もあるくらいです

 

冬メバルは接岸に波があるので明確な接岸水温が不明ですが

釣れる年の多くが12月頭に釣果が出始めるので

例年の水温で言えば16度前後が目安になるかと

大阪湾のメバルを知る

大阪湾のメバルを狙う上で知っておきたい

メバルの食性と生態

大阪湾のメバルの生態

メバルと言っても3種類に別れており

シロメバル アカメバル クロメバルが居ます

大阪湾で多く釣れるのはシロメバルクロメバルです

アカメバルは大阪湾では結構レアなので

( ゚д゚)釣れたら記念撮影しておきましょう

釣れるサイズ

春と冬のメバルシーズンは18cmから25cm辺りです

平均すると20cmがアベレージサイズと言えます

春と冬以外で釣れるメバルのサイズはとても小さく

殆どがリリースサイズです

生息環境

メバルと言えば岩礁地帯のイメージですが

大阪湾ではテトラポットがメインの生息地です

ボトム形状は起伏があればあるほど良く着きます

砂地が混じるような岩礁形状が理想的ですが

奥まった工業地帯でも釣れる事から

身を隠せる場所さえあればボトム形状は

そこまで意識しなくても良いかもしれません

食性

食性は居着いた場所に寄って変わりますが

基本的に甲殻類多毛類を追っている事が多いです

アミ エビ イソメ カニの幼生 プランクトンなど

大坂湾では魚食性は若干低いかと思われます

捌いて胃の中から魚が出てくる事は少ないです

春メバルのバチパターン

春メバルのシーズンはバチ抜けシーズンと重なる部分があり

この時はバチを積極的に追い掛けるので

水面に泳ぐバチを見掛けたらバチパターン意識すると

釣果に繋がり易いかと思います

この時はシーバスも乱舞している事が多いので

シーバスが水面でバシャバシャしていると

メバルの活性が下がったりしますが…

大阪湾のメバルを釣る

大阪湾ではメバルシーズンである春と冬に

他の人気ターゲットが最盛期を迎える事もあり

そこまで釣り荒れて居ない事が多いです

春メバルシーズンなら安定して釣れるので

狙うなら春メバルをオススメします

メバルを狙う時の重要なポイント

メバルを狙う上で一番重要な事は安全に釣るです

夜間にテトラポットや地磯などで釣る事が多く

転倒のリスクがどうしても付きまといます

風が強い日や、波が高い時は釣りを諦める事も大事です

また干潮時の濡れたテトラは非常に滑るので

十分に気を付けて足場を選びましょう

大阪湾では甲殻類や多毛類を意識する

基本的に食性に合わせてルアーをチョイスした方が

良い釣果を得られるのでこれらに似せたワームが強いです

特にバチ抜けシーズンは少し長めのワームが強いので

春メバルを狙うなら少し長めのワームを用意しておくと良いです

干潮より満潮

大阪湾はシャローエリアが多いので

干潮になると釣り難い傾向にあります

特にテトラポット周りを狙う時は顕著です

その為狙うなら干潮より満潮の上げ下げです

潮の大小はそこまで関係無く

動いていれば問題ないかと思います

レンジ

基本的に春は表層に浮いている事が多く

テトラポットの際を表層ただ巻きが効果的です

ただしバチ抜けシーズンでシーバスが水面に浮いている時は

ボトム付近を狙うと釣れる事が多いです

 

冬は表層かボトムかの二択

表層に浮いている時は活性が高い事が多いです

浮いている時は何故かプラグに好反応で

春より釣れる事が度々あります

時間帯

大阪湾は水温が急激に上がると濁りが出る事が多く

俗に言う春濁りが出ているかどうかを確認する為にも

日がある内に釣り場に行くことをオススメします

また春は海藻が大量に生えて釣り難いので

海藻の位置をある程度見ておく事も重要です

特にテトラポット際を攻める時に海藻の位置を把握しておくと

とても釣り易いです

穴場的スポット

メバルは汽水域を嫌う事が無いので

河口の近くでも釣る事が出来ます

初夏が近付き水温が上がり初めメバルの数が減って来た頃に

河口近くのメバルが居そうなポイントに行けば

思わぬ釣果を得る事が出来ます

初夏には是非とも河口周りを攻めてみましょう

終わりに

メバルは成長が遅い魚ですから必要以上にキープするのは止めましょう

また小さいサイズはリリースしてあげましょう

そして安全に釣る事を心がけましょう( ゚д゚)!

大阪湾では春メバルシーズンにバチ抜けシーバスと

春アジが強力なライバルとして居るので

比較的狙っている人が少なく釣り易い傾向にあります

今年の春に狙ってみては如何でしょうか

今年の春はメバルパーティーだ!

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