感想がまとまってきたのでインプレ
ソアレ エクスチューンMB S76UL-S

シマノから2021年秋にリリースされた
仕舞い51cmのパックロッド
34のBCR-56をジグ単専用とするなら
S76UL-Sは長さを活かした汎用性の高さが強み
スプリット,ライトフロート,プラグ,マイクロジグ
2本でライトゲームのほぼ全てをカバー出来る!
スペック
長さ | 重さ | ルアー | ライン | ティップ先径 | セクション | 仕舞い |
2290mm | 72g | 0.5 ~ 5.0g | PE0.1 ~ 0.6号 | 0.8mm | 5 | 51cm |
お値段44000yen前後
長さ
スプリットやライトフロートなどを遠投するのに
76のレングスは非常に役に立つ
PE0.2号と併用すれば30~40mは飛ぶ( ゚д゚)
その反面ジグ単での縦の釣りはやや苦手
横の釣りをする分には全然問題なし
基本的にはスプリットやライトフロートを使い
メバリングをする時にはジグ単という感じ
重さ

76のレングスで72gとパックロッドとしては
凄まじく軽い部類( ゚д゚)
ロッド単体ではごく僅かに先重り感があるけど
重めのリールを合わせるとほぼ解消出来る
16セルテート1003にリールスタンド付きの
217gを合わせると丁度良い感じ
ルアー
対応ルアーは0.5 ~ 5.0gまで
私が使う範囲だと
- ジグヘッド 0.75 ~ 1.75g
- スプリット 2.5 ~ 3.0g + 0.2 ~ 0.5g
- ライトフロート 3.3g + 0.2 ~ 0.5g
- プラグ 2.7 ~ 3.2g
- マイクロジグ 1.5 ~ 3.0g
こんな感じで4.0gを超えない感じ
重めのキャロやフロートは投げれないので
そこには注意が必要だ( ゚д゚)
ジグヘッド
0.75gを使った縦の釣りはそこそこな感じ
ベストな重量は恐らく1.2g前後
ただしレングスが76とかなり長いので
ショートロッドと比べると操作感の面で
ややレスポンスが遅い印象を受ける
感度面は全く問題無し
横の釣りはとても良い感じ
軽量な物でも遠投が効くのと
繊細なティップが当たりを弾く事なく
良い感じで乗せてくれるので
メバリング用としては最高に近い
ライトワインド

ダートジグヘッドを使ったライトワインドとは
相性の面でそこまで良くない感じ
尺ヘッドD 2.0 ~ 4.0gまで使ったところ
3.0gから既に激しく動かすとティップが負けて
みょん みょんと気の抜けたアクションに…
ただし普通に釣れる事は釣れるので
水中では良い感じに動いているのかもしれない
2.0gだとティップも負けずに動かせるので
使うなら2.0gがオススメ( ゚д゚)
スプリット
シンカー2.5 ~ 3.0g + ジグヘッド0.2 ~ 0.5g
私が主に使う重量はこんな感じ
2.5g + 0.2gが最近のお気に入り
飛距離,操作性,感度,全てが高次元で
不満らしい不満は何一つ出てこない( ゚д゚)
無理にあげるとしたら
柔らかく柔軟なソリッドティップなので
1番重い3.5gを投げて潮の重さが過度に乗ると
ティップが負けてしまう場面があった
その時はアクションにベリーも使う感じ
感度はティップが負けていても健在なので
激しく動かすのでは無く大きくリフトさせて
フォールで待つという使い方に絞れば
特に不都合なく使える( ゚д゚)
ライトフロート

シャローフリークプチ3.3gを用いた
フロートゲームとの相性はとてもとても良い
恐らくS76UL-Sを使う上で最も適したリグの1つ
76のレングスなのでリーダーを長めに取っても
問題なくキャスト出来るし
基本的にリーリング主体の横の釣りなので
柔軟なティップが良く仕事をし
小さな当たりも伝えるし乗せていく
シャローフリークプチ専用ロッドと言われても
私は驚かない( ゚д゚)…!!
プラグ
使用回数が少な過ぎるけど
結構良い感じに使える( ゚д゚)
随時更新予定…
メタルジグ
こちらも少し不得意気味
1.5gのマイクロジグなら問題なく使えるけど
3.0gになるとティップが負け気味に
5.0gだと完全に負けてしまい
ベリーでアクションをつける感じになる
魚の反応以前に使っていて違和感があるので
メタルジグは3.0gまでをオススメする
ライン
モノフィラメントラインは1~3lbまで
PEラインは0.1 ~ 0.6号まで対応している
ルアーが最高でも5.0gまでとなっているので
リグの重さに合わせてラインを選ぶ必要が無い
純粋に魚に合わせてラインを選ぼう
個人的にはPE0.2号推し( ゚д゚)
ティップ先径

- 上 ソアレ エクスチューンMB S76UL-S
- 下 BCR-56
ティップはソリッドの0.8mm
非常に柔軟かつ繊細で
ハリのあるパッツン系ソリッドでは無く
BCR-56と同じ系統のティップでよく曲がり
軽量な物でもティップに重さが乗るので
レングスと相俟って非常によく飛ぶ
どちらかと言うと横の釣りが得意な
メバリングロッド寄りのティップとなっていて
ライトフロートとの相性がとても良い
セクションと仕舞い

5本継で仕舞い51cmと非常にコンパクト
同時発売の68は何故か4本継で仕舞い55cm
76の方がコンパクトに持ち運べる…( ゚д゚)
個人的には68のレングスが好きなので
5本継だったら68を選択していたかも…

因みに付属のロッドケースはかなり大きい

そして竿袋は無くロッドベルトのみ
この値段なら竿袋くらい欲しいよね(´∀`)…
ソアレ エクスチューンMB S76UL-Sの特徴

76のレングスを活かした遠投性能
柔軟で繊細な乗せ調子のティップ
そして大物が掛かった時でも対応できる
しっかりとしたバットパワー
これは尺メバルを釣れってコト…( ゚д゚)…!?
キャスト
76のレングスながら振り抜きと収束が良く
スプリットやフロートは気持ちよく投げれる
一定の重さがあるリグならダルさは一切感じない
それに加えて軽量なジグヘッドでも飛ばせる事が
最大の特徴ではなかろうか( ゚д゚)?
柔軟なティップは0.75gでも十分に重さが乗り
反発力を活かして非常に良く飛び
BCR-56と比べると4割り増しで飛んでいる印象
ただし振り抜きと収束が軽い物だとイマイチで
若干のダルさを感じるかもしれない
飛距離は申し分無いのだけどね( ゚д゚)…
感度

掛け調子のピンピンの反響感度というより
繊細で柔軟なティップを活かした違和感の感じ易さ
潮の変化をティップでダイレクトに感じたり
食い上げた時のテンションの抜け
そう言った面での感度がとてもとても高い
基本的にPEラインと合わせる事もあり
もちろん反響感度も普通に良い
感度面で不足を感じる事はまず無い( ゚д゚)
バットパワー

- 上 ソアレ エクスチューンMB S76UL-S
- 下 BCR-56
BCR-56でも42cmのハマチを取れたので
それより明らかに太くてパワーを感じる
S76UL-Sなら50cmでも取れる気がする…
取れてしまう気がする( ゚д゚)…
ロッドの構成は
- ティップ 非常に柔軟
- ベリー やや柔らかめ
- バット しっかり
という感じなので
魚に走られると結構な勢いで曲がるけど
バットがその全てを受け止めてくれる感じ
この辺はBCR-56と似ている構成だと思う
ただ基本的なパワーはS76UL-Sの方が高く
アジやサバの25cm前後に主導権を取られる事は
まず無いと言える( ゚д゚)
カーボンモノコックグリップ

グリップ周りがEVAでは無くカーボンで出来ている
EVAより遥かに硬く中空構造なので
反響感度が高まっているのを意外と実感出来る
そして懸念事項であった滑りやすさだけど
EVAと比べて特に滑るという印象は無く
ちゃんとグリップが効くので安心( ゚д゚)!!
ただし弱点もある
気温が低い時に持つと冷たい(´∀`)w

エンドキャップはカーボン製ではなく
硬いゴム?か何かなので
コンクリでロッドを立てても割れる心配は無い
ソアレエクスチューンMB S76UL-Sの魅力
BCR-56でも感じた事だけど
最近のパックロッドは本当に2ピースと遜色無く
もはや使っていて違いが分からない( ゚д゚)…!!
それでいて仕舞い51cmというコンパクトさ
技術の進歩を感じる…!!
運搬を車に頼らない仕舞い51cm

パックロッドの魅力は何と言っても
携帯性の良さに尽きる( ゚д゚)!!
仕舞い51cmは色んなカバンに収まる長さで
運搬を車に頼らない自由さがある
自転車や電車でも釣りに行ける様になるぞ!
この自由さを活かすことによって
釣り+〇〇が可能になるのがとても良い
旅行+釣り…仕事帰り+釣り…みたいな( ゚д゚)
まぁ新型コロナの影響で行けてないのだけど…
汎用性の高さ
やや苦手なジグ単の縦の釣りを除けば
- ジグ単 横の釣り
- スプリット
- ライトフロート
- プラグ
これらを高次元で扱う事の出来る汎用性の高さ
メインの1本としてもサブの1本としても
どちらでも活躍する事の出来る素晴らしい塩梅
個人的にはジグ単以外をカバー出来るので
BCR-56とS76UL-Sの組み合わせは
とても理にかなっているのでは…?
と自画自賛している(´∀`)…!!
終わりに
ソアレ エクスチューンMB S76UL-Sは良いぞ!
余りの良さに宵姫 爽73Lの出番が無い(´∀`)w
5.0g以上を投げる場面が無いんだ…
来年のキス釣りに期待だ…!!
個人的にはBCR-56とS76UL-Sの2本で
ライトゲーム用のロッドは完成した感がある…
満足してしまった(´∀`)…
2ピースに戻れない…どうしよう…
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